『トラウマ映画館』

『トラウマ映画館』は映画評。


コラムニストというべきか、多才な文筆家町山智浩によるごく個人的映画評。
町山が思春期のときに観た映画で、トラウマを残したものばかり25作を紹介している。
モノクロのカットが全てを占める。


ふーむ、なんというべきか、デスい作品ばかりがならび、
あれま、ちょっと失敗したかな、という感じ。
「他人の思春期」というのは、やっぱりちょっと重かった。
ただし、掲載されたモノクロのアメリカ女優のカットは、
町山少年のココロを奪って当然なほど、
どれも大変に美しい、ということは申し添えておきたい。
町山ファンか彼と同世代(1962生)なら買ってもいいかな?


表紙からしてシンボリックすぎますね。こういう映画満載です。コソコソ読むべき本。


トラウマ映画館

トラウマ映画館