2013-01-01から1年間の記事一覧

今年の本三冊

私家版今年の本三冊です。 出版順に ・『日系ブラジル移民文学』1 & 2(細川周平) ・『謎の独立国家ソマリランド』(高野秀行) ・『脊梁山脈』(乙川優三郎) となります。 今年も小説があまり読めなくて、 ポラーニョやプリースト、なにしろキングですら積読で…

今年の歌集三冊

私家版今年の歌集三冊です。 出版順に ・『すずめ』(藤島秀憲) ・『VSOP』(目黒哲朗) ・『エフライムの岸』(真中朋久) となります。 来年も良い歌集が読めますように。 すずめ―藤島秀憲歌集作者: 藤島秀憲出版社/メーカー: 短歌研究社発売日: 2013/04メディ…

はまる

機嫌が悪いとはまってアピールするようになりました。 引っ張っても抜けません。 おこみたいです。

京都出張

京都に出張に行きまして、 夜に神楽岡に行って参りました。 京都は約三年ぶり、神楽岡は六年ぶりでした。 皆様、ありがとうございました。 相変わらず、京都は最高でした。 写真は若冲の生家跡。生麩を買い食いしながら。生麩旨いです。

香箱

猫の香箱のシンメトリー。 今日は仙台歌会ですが、残念ながらパスです。

もって菊

鶴岡に行く機会がありまして、 "もって菊"という食用菊が旬でしたので食べました。 色と量にインパクトあり。

『文明崩壊』(ジャレド・ダイアモンド)

文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)作者: ジャレドダイアモンド,Jared Diamond,楡井浩一出版社/メーカー: 草思社発売日: 2012/12/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (30件) を見る文明崩壊 下: 滅亡と存続…

押入れ

家で行方不明になっていたねこであるが、 押入れにしけ込んでいるところを発見され、激写された。 ともかくカメラに不満を示し、こちらの質問には答えなかった。

歌集『しづかに逆立ちをする』(花鳥佰)

歌集『しづかに逆立ちをする』(花鳥佰)をいただきました。 ありがとうございました。 十首選(○は一首選) びんたくらはす弟が欲し「ねえちやん」と大声に泣くやうなのがいい 麦の穂をいたくこのみし汝(なれ)なればくちもとにおくその一本を また弾くとはおも…

『大坂の陣と豊臣秀頼』

大坂の陣と豊臣秀頼 (敗者の日本史)作者: 曽根勇二出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2013/05/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る『大坂の陣と豊臣秀頼』 関ヶ原合戦以降の、徳川政権による西国支配戦略、その要となる大坂「首都圏」の…

誕生日

猫が三歳になりました。 震災がなければ、うちで引き取ることもなかったのですが、 こんごも元気でいてください。 余震のときは凄く固まります。 震災のトラウマが抜けないのでしょうが、 人間だってまだあるのだから、仕方ないね。 原稿執筆中に鯛をあたえ…

転がる

帰宅すると、猫が転がってくれます。 これが こうなる 最近はトイレのスリッパの上が気に入っているようです。

短歌甲子園2013

8/21-23と短歌甲子園がありまして、 私は今年も審査員を務めました。 以下、その報告です。 去年のブログ*1 詩客での時評*2 今年は、開会式はパスして、審査からの参加でした。 年々参加校が増え、予選突破も難しくなってきているようです。 大会会場ののぼ…

ダンボール

宅配でやってきたダンボール箱を出たり入ったりする。 最近の格安タブレットのカメラは、100枚くらいの連撮機能を備えているらしく、 結構欲しい。 最近、この本棚の上にいて、下界を見下ろしている。

『おかしなジパング図版帖』(宮田珠己)

おかしなジパング図版帖 -モンタヌスが描いた驚異の王国-作者: 宮田珠己出版社/メーカー: パイインターナショナル発売日: 2013/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る 『おかしなジパング図版帖』(宮田珠己)は、カテゴリ…

歌集『エフライムの岸』(真中朋久)

歌集『エフライムの岸』(真中朋久)は今週入手いたしました。 待望の第四歌集です。 10首選(○は1首選) 全開の窓にカーテンはひるがへりのぼりくる風はガソリン匂ふ みづからを手長猿めと思ひつつ直立微前傾にひとの話聞く 空調機のかげのくらがりに走り入りて…

『脊梁山脈』(乙川優三郎)

脊梁山脈作者: 乙川優三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る 『脊梁山脈』は小説。傑作。 舞台は敗戦後すぐの日本。 主人公は復員列車のなかである元兵士と親しくなり、木製の薬箱をもらう。 戦争…

鈴への攻撃

http://d.hatena.ne.jp/artery/files/%E9%88%B4%E3%82%92%E5%80%92%E3%81%99.mp4?d=.mp4 スマホに鈴を付けてます。

名探偵

きみ、それぐらいにしたまえ!

歌集『VSOP』(目黒哲朗)

歌集『VSOP』(目黒哲朗)は今月いただきました。 ありがとうございました。 10首選(〇は1首選) 少女とふ季(とき)は何時までまるまると太りたる猫かつぎて来たる 人類がマウンドに老ゆ野茂秀雄投手帽子を取つて汗拭く ラジカセに電池を詰めてゐた夏の雨がもつ…

塔東北集会

土日は塔東北集会で、気仙沼に行きました。 楽しく歌をやって飲み食いもしましたが、 震災のお話を伺い、震災遺構を見まして、 気持ちを新たにしました。 このまま忘却してもらっては困ります。 以下は閑話。 それで、復興市に行ったのですが、 なぜか復興支…

『本当はこんな歌』(町山智浩)

本当はこんな歌作者: 町山智浩出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (19件) を見る 『本当はこんな歌』(町山智浩)は、 洋楽の歌詞を邦訳したもの。 歌の背景やミュージシャ…

カメラ嫌い

うちのねこは、カメラが嫌いなので、写真はほとんど伏し目です。

『世界で一番詳しいウナギの話』(塚本勝巳)

世界で一番詳しい ウナギの話 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)作者: 塚本勝巳,斎藤雅緒出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/09/07メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (3件) を見る 『世界で一番詳しいウナギの話』(塚本勝巳)は 一般向…

京大短歌19号

京大短歌19号は先月受け取りました。 ありがとうございました。 1首選 爪の先をなぐさめている抱いたのは感情ではなく両膝小僧(中山靖子) 後部座席に月桂冠とマルボロと男二人の将軍塚よ(大林桂) 立葵崩れたままの中庭に青い如雨露をかたむけてゐた(安達洸介…

歌集『親切な郷愁』(松木秀)

歌集『親切な郷愁』(松木秀)は先月いただきました。 ありがとうございました。 10首選(〇は1首選) 宇宙のそとにフェッセンデンを見つけたる宇宙学者がひたすら隠す 百万石と言えば聞こえはいいのだが十五万トンと言えば少なし 飛行機を折らなくなった少年は…

ねこは明日も連休。

歌集『すずめ』(藤島秀憲)

歌集『すずめ』(藤島秀憲)は先週いただきました。 ありがとうございました。 十首選(〇は一首選) けろけろと父は蛙の真似をしてわれは鳴かずに茂吉を読めり さいたまのたたみに散っている父の癇癪癖のたけのこごはん 父の皮それでもわれに温かいひっぱりひっ…

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/04/12メディア: ハードカバー クリック: 3,074回この商品を含むブログ (334件) を見る ネタバレですので、ご注意を。 よろしいでしょうか。 あらすじ 多崎つ…