『山魔のごとき嗤うもの』
『山魔のごとき嗤うもの』はミステリ。
作者の三津田信三は三作連続で日本オリジナルというべき
「地方怪奇伝承」+「連続殺人事件」+「名探偵」の鉄板ストーリーを
描ききった。
枯れた井戸から水を掘りこしたのである。
三作ともに水準以上というのも素晴らしい。
ようやく認知されたきたようであるが、
もっと尊敬を集めてよい作家である。
満を持しての直木賞、なども十分ありうる。
お勧め。
- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/13
- メディア: 文庫
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