ミノタウロス


ミノタウロス

ミノタウロス


五年ぶりの新作長編。早速むさぼり読みました。傑作。
より虚無的になっており、はずれた印象かもしれませんが、
佐藤亜紀にして時代の潮流からは逃れられないのかも…と思いました(舞台は二十世紀初頭の内戦下のウクライナですが)。
この作品はいつにもまして読者を選ぶかもしれません。
オビのアオリ*1もご覧の通り気合入ってますし。下手に近寄ったら斬られます。

*1:『革命。破壊。文学。』でした