ロスジェネ創刊号
ともかく、無視はできないという一心で購入・読了。
以下雑感。
- 『超左翼マガジン』。
- 表紙。イタい。
- 玉石割合はほぼ石のみ。
- 萱野稔人の「なぜ私はサヨクなのか」はほぼ唯一読ませた。
- 小説は体裁をなしていない。マンガも。
- 全体的に纏っている必死感・高揚感など、ある種のテンションの高さはあり、うまく目をつぶってあげれば「ロスジェネ世代の(生活と)意見」的な書物として引用することは可能であろう*1。
- ただし、同世代として括られるのはごめんこうむる。
- たとえば、メンヘル系が弱い。語られるべき人々はもっと広範囲なはずなのに、掬い取られているのは可視化されやすい部分だけ。
- 多分、自己認識が甘いのか守備範囲の限界があるのだろう。その意味では手作り感に溢れている。
- それなりに扱われて、それなりに終了し、ライターの幾人かはこれを糧になんとかやってく、みたいな流れが既に見えるんだが、どうか。
- もっと、ライト層を取り込むというか、そういうプロパガンダな才能がいるんだろうな。Googleで高給とってるようなヤツとか捕まえらんないの?とか思った。
- まあ、WBC星野ジャパンよりは支持かな。次号はもしかしたら買う。
*1:引用・紹介の仕方をみるのもまた一興ではある