『リストランテ・パラディーゾ』

リストランテ・パラディーゾ』はマンガ。
傑作。


オノ・ナツメ出世作
いろいろあって、オノ・ナツメは全部揃えることに決めました。
オノ・ナツメ、BL棚に置いてあって、買うのは大変ツラいんですけども。


結論から言うと、イタ公パネエ、という話。
ミラノのとある非常に旨いレストランが舞台で、
なおかつ従業員はコックに至るまで全員初老の紳士でメガネ。
その店のオーナーと主人公女性ニコレッタの母親は夫婦。
ニコレッタは母親に捨てられたと思っており、
いろいろと文句をいいにやってきたのだった。
ところが、従業員の一人クラウディオに惚れてしまい、、、というもの。


オノ・ナツメは自分が格好いいと思う人間像を読者に納得させるのが大変上手い。
このマンガでは、出てくる人物、男・女全てが格好いい。
特にクラウディオ格好いい。これはニコレッタでなくても惚れる。こんな爺さんになりたい。
オーナーも格好いい。金持ちになってこんなリストランテを開きたい。


これもまたゼロ年代屈指の一巻モノマンガでございます。


リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)

リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)