近況in盛岡 Day.6

  • 3/16 東北本線 盛岡-花巻まで復旧
  • 昨夜は雪だったようで、少しばかり積もっている。沿岸部も冷えたようで、本当に自然はむごい。
  • 盛岡駅前はタクシーばかり。駅ビルは閉まっている。
  • 岩手医科大学付属病院は通常診療
    • ただし、エスカレーター・過度の暖房は停止
    • 知人が無事だったのでこれはよかった。
  • 医大そばの薬局はさすがの稼動。ただし、薬袋がきれつつあり、ひとまとめにされる。なんやかんや10種類くらいあるので結構痛い。
  • 盛岡大通りは意外に多くの店が開き、ひとが歩いている。
    • いろんなところで弁当を一個500円で売っている。人が群がるような状態ではない。物資はまだある。しかし確実に少なくなっている。個人的な感覚では、あと10日でさすがの盛岡も私も飢え始めると思う。物流の復活、ガソリンの供給を切に願う。
    • さわや書店本店は節電中ながら堂々の営業。すばらしいことです。
      • 「SFのSは最高のS〜♪ SFのFは風雅のF〜♪」(by 早川量子)とつぶやきながら『エステルハージ博士の事件簿』と小川一水の新刊を購入。いまこそSF。サイエンスをなめるな。
      • 歌壇4月号があったので立ち読み。叙情の特集を読みながら次第にキレかける。綺麗事ばかり並べやがって、ああそうかよ、おれはカサブタとか便所のうんこで叙情してやんよ、という不穏な気持ちに。当然買わない。
  • 盛岡大通りの開店している店で、いきつけの無国籍料理屋で昼食をとる。なんかまともなメシくったの久しぶり。生野菜くったの久しぶり。
  • 盛岡クロステラスという複合商業施設が開いており、なんと卵を発見!もろ『卵をめぐる祖父の戦争』状態。盛岡は包囲戦さなかのレニングラードよりはるかにマシだね。ナチよりタチの悪いのが福島で煙を上げているけれども。
  • 途中酒屋によって立ち話。あまり割れなかったとのこと。慶賀。
  • 他にもたくさん店が開いている。みな、しぶとい。
  • 不思議なのは、どこの店を見てもアルコールが余っている、ということ。酒が飲めるひとならば、米(炭水化物)のかわりのカロリーを酒でとる、という代替案は、短期間ならば妥当である、と考える。少なくとも非常食のかわりにはなる(もちろん判断力は落ちるが)。老人や子供には米を食わせて、おっさんおばはんは酒を飲む、というのはどうか。
  • 正直、ざまあ、な東さん。http://bit.ly/gVkU3F 私、このひとの小説、なんかわりといい賞獲ったみたいなんだけど、むかつくんで読まない予定です。サーセン
  • よくわからないデマに踊らされているひとがいるみたいだが、自衛隊はめちゃくちゃ頑張っている東電の「若者」と下請け業者は超頑張っている。くだらない陰謀論や反・自衛隊論など出る幕ではない。