『へうげもの』#12

へうげもの』#12はマンガ。
この12巻は神巻。


古田織部を主人公にしたマンガ。
12巻は慶長の役から秀吉の死まで。


へうげもの』#12は以下の二点で圧倒的に素晴らしい。
一つは、これまで韓国への過剰な配慮から、
フィクションではあまり描かれることのなかった文禄・慶長の役を描ききったことである。
これを契機にタブーが無くなることを期待したい。


もう一つは、秀吉の最期の場面である。
へうげもの』は広い意味で音楽をリスペクトしているが、
まさかこの場面でこの歌をもってくるか、と度肝を抜いてくる。


これから関ヶ原、大阪の陣、織部の死とイベント目白押しである。
山田芳裕はどう捌いていくのか。絶対に目が離せない。


へうげもの(12) (モーニング KC)

へうげもの(12) (モーニング KC)