『三陸海岸大津波』

三陸海岸津波』はノンフィクション。


明治二十九年の津波、昭和八年の津波チリ地震津波(昭和三十五年)について記述。


シンプルだが有無を言わさない迫力のある筆致。
311*1の体験がフラッシュ・バックした。


女川原発は今回セーフだったが、これだけの津波体験があるのに、
あきらかに危ない土地に原発を作るなんて、頭がおかしい。
即刻廃炉にすべき。
フクシマに関しても、津波が「想定外」などありえない。
未必の故意である。


地震に関しても、活断層の存在が証明されている土地やその他何か危険な土地に建っている原発
即座に停止・廃炉にすべき。


失敗から学ぶのがサイエンス。学ばないのはただのトンデモ。


三陸海岸大津波 (文春文庫)

三陸海岸大津波 (文春文庫)

*1:いろいろ意見はあるでしょうが、私は311の表記は適切と考えます