『愛おしい骨』
ミステリだがミステリを越えた何か。
主人公は20年ぶりに生まれ故郷の田舎町に帰ってくる。
主人公の弟が行方不明になったのも20年前だ。
そして今、誰かが弟と誰かもう一人の骨を、玄関先に置いていく。
一体20年前何がおこったのか?今何がおこっているのか?
主人公は真相に少しずつ近づいていく、、、といったもの。
大量の登場人物を捌ききり、カタルシスのあるラストまでもっていく手付きが見事。
ミステリの衣を着た純文系の作品。
- 作者: キャロル・オコンネル,務台夏子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/09/11
- メディア: ペーパーバック
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