2010-01-01から1年間の記事一覧
小さいおうち作者: 中島京子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/05/27メディア: ハードカバー購入: 6人 クリック: 128回この商品を含むブログ (116件) を見る あの時代は誰もが、なにかしら不本意な選択を強いられていたと、平井氏は言った。 今年前期の…
宮古といえば戊辰戦争である*1、というのはほとんど知られていない。消えた歴史である。 *1:http://www.city.miyako.iwate.jp/cb/hpc/Article-427-1643.html
明けたらしい。暑い。 梅雨ぐもり晴れたる山の谷のさま遠き萌黄も心しむもの(自流泉) 文明先生の歌。これは初句検索したもの。全文検索するために全歌集をpdf化すべきか迷い中。
不思議のひと触れ (河出文庫)作者: シオドア・スタージョン,大森望出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/08/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (27件) を見る 「あなたが落下しているんじゃない」と彼女は、クリスの恐怖…
選挙に行ってくる。 橋を渡って小学校へ。 校庭では少年サッカー教室がおこなわれていた。
加藤楸邨の紀行文。読了。紙質が悪くて参った。 楸邨は文明らとともに昭和19年大陸に渡り、 報道記者(俳句でだが)的仕事をしている。 文明の動向もちょくちょく記述され、資料としては外せない本である。 だがそれ以前に、紀行文として面白い。 上海以降の帰…
天平冥所図会 (文春文庫)作者: 山之口洋出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/04/09メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る和気広虫*1と夫の葛木連戸主を主人公とした連作。 いわゆる「おばけ」が必ず出てくる。 奈良の都での歴史…
レッド(4) (KCデラックス)作者: 山本直樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/06/23メディア: コミック購入: 4人 クリック: 65回この商品を含むブログ (23件) を見る日本赤軍のマンガ化作品。そろそろ粛清で人が死に出すが 何故この理論で人が殺されるのか…
三校の原稿が来て、三回見直す。直すところなし。 あとがきが、肩が懲りすぎているような気もするが、まあいいだろう。 自分の歌を何度も読んでいると、良いのか悪いのかわからなくなってくる。 この感覚が、歌集を出したあとにくると噂の喪失感・落ち込みに…
試合はまだ見ていないけど(週末に見る予定)、日本代表ありがとう。 もう少し見ていたかったのは本音。でも仕方ないね。
ここ十日あまり体調が悪く、今日は早退してしまった。 季節性のものもあるのだろうが。。。 午後からは病院で点滴を受ける予定。 いろいろ盛り上がるべきときに身体がついてこないのは悔しいものである。パラグアイ戦は見れないなあ。 (追加) 点滴を受けてい…
栞文が一本やってくる。素晴らしい出来。感謝。 「青春埋葬」という言葉があって、ああその通りだな、と思う。 去年・今年と苦しい年月ではあるが、 なにかしら世界に爪痕を残せるのは素直に嬉しい。
今の代表は谷間谷間言われてたヤツらばっかりなのがさらに泣ける。
あー、まあ、いい試合だった。。。 くそう。0-1なら御の字か。オランダ相手だもんな。 デンマーク戦に向けて切り替えて欲しい。
いやあ、面白かった。 サウス・アフリカ惜しかったねえ。なあ。あのポストがなあ。 そうはいっても1-1ドローは悪くない結果なので、今後の健闘を祈る。
旅の理不尽 アジア悶絶編 (ちくま文庫)作者: 宮田珠己出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/05/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る 読了。面白かった。第一作は自費出版であったらしい。すごいことだ。 はやくお…
あと二十年もしたら、紅白の演歌枠みたいな感じでスピッツ呼ばれたりするんかな。
ISBN:9784861981449 十首選 わすれ草つぎつぎひらき夏ふかし影のごとくに庭をめぐれり アル中の過去もつ人と知りしよりこころに近しモーリス・ユトリロ 手違ひの図面をめぐり男らの声昂ぶるを聞きつつ事務執る メジロ一羽の重さははがき四枚ほど 暑中見舞を…
改定一首のみ。 自分の歌を読み続けると知らず知らず自分の毒にやられてしまう。 こんなに身体に悪いことも珍しいのではないか、と思う。 ひとまず、終わり。明日、出版社に発送予定。
結局、やってしまう。 一首削って一首追加。ルビふり一個。カギ括弧一個。 まあ、あとは一週間おいてもう一度みてみることにする。
ISBNなし 十首選 息子はかなき水色の空を仰げばめまいすと言う 小規模の地域スーパー統べる男ゲリラ戦士の気をはなちたる 水面をたたける雨水まっしろに無数にひらく水の唇 髭の男も髭のなき男もわらいおり 戦争で男は呵呵とわらう うたたねの夢の歌会に旧姓…
酒場ミモザ (ぶんか社コミック文庫)作者: ほうさいともこ出版社/メーカー: ぶんか社発売日: 2010/05/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る超名作。 文庫になったが再び手に取れてうれしい。 全四巻だったはずだが、削…
珈琲時間 (アフタヌーンKC)作者: 豊田徹也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/22メディア: コミック購入: 19人 クリック: 320回この商品を含むブログ (128件) を見る 短編集。 つねに珈琲が出てくるのが縛り。『茄子』ほどバラエティには富んでいない。…
ルサンチマン 4 (4) (ビッグコミックス)作者: 花沢健吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/03/30メディア: コミック購入: 10人 クリック: 117回この商品を含むブログ (92件) を見る 今更読了。 現実世界、たしかにもういらないかもしれない。 連休終わりに…
1首場所移動、2首大幅改定、1首詞書追加、あとルビふり数首。で終了。 三回読み直したのでもういいだろう。 明日出版社に返送予定。 気付いたこと。 季節感めちゃくちゃ。 「他人の目」でみるとひどいものであった。 私のようにハンパなアララギ者だと、 歌…
ISBNなし。 1990年砂子屋書房刊。 考えつくことは既に誰かが手を付けているということがよくわかる一冊だった。 『山下水』には「川戸雑詠」という一連が柱をなしているのだが、 それを丁寧に読み込んだりしている。それ、やろうとしてましたよ。 それに、全…
とうわけで初校である。 今夏には第一歌集を出版できると思いますので、 皆さまよろしくお願いいたします。 夏は歌集には向かない季節らしいがこればかりはめぐり合わせだ。 しったことか、という気分である。 歌一首を削り、もう一首を大幅改定する。 あと…
ISBN:9784861981319 十首選 鉄塔の四股を突きさし田をわたる高圧線の低く哭く声 存えて老耄(ろうもう)の母電話にて生き過ぎたよと洩らす寂しさ 笛太鼓空から音の降りくれば大祖祖(おおおやおや)の夏雲の湧く 泥水に泛(うか)び冴えたる寒月をくしやくしやにし…
ISBN:9784861981364 十首選 山上に集落あればたまさかにおばあを積みて降りくる軽トラ 休日は焚き火男となりにけるきみのフリースの燻製臭よ 橋の下ぶっきらぼうな暗がりに川音のなき川のあること 目を閉じて放尿したり はぐれたる小さき川の一本として 薪小…
歌集 西行の肺 角川短歌叢書 (角川短歌叢書―塔21世紀叢書)作者: 吉川宏志出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2009/08/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 十首選 身ごもりし人の済ませし校正の厳しすぎる朱を元…